LPレコードの醍醐味はカートリッジ交換によって自分の好みの音を作ることが出来ることです。
このホームページは、カートリッジを広く紹介するとともに、古いカートリッジの修理技術や評価方法を公開し、
オークション市場に広く出回っている中古カートリッジの活用と普及を図ることを目的としています。
このページでは手元にある様々なカートリッジの音の印象や使い勝手について紹介します。カタログ性能などわかる範囲で掲載します。
このページでは折れた針の修理方法を紹介します。誰でもできるというものではありませんが、ある程度習熟すると、成功率もあがります。
修理したカートリッジはこの装置とカートリッジ評価用LPを使って標準カートリッジとの比較試聴によって評価しています。
1970~80年代の一般的な装置をメンテナンスして使っています。
MC型のこのカートリッジは放送局用として開発された。1966年発売以来今日まで改良を重ねながら作り続けられている日本の宝。LP用カートリッジの全世代を通じて語ることのできる唯一のものです。私はこれを標準カートリッジの一つとして用いています。
日本を代表するカートリッジ、学校放送室にはこのカートリッジが必ずありました。
帯域は広くないが安定したトレース能力とジャンルを選ばない使い安定感は抜群。今でも交換針が手に入るので、手元に置いておきたいカートリッジの一つです。
優しい音色が心地よいパイオニアトーンはこのカートリッジから。安定感抜群。
今でもオークション市場から安価で交換針も新品が手に入る。写真の針はPC-12用。古いLPを入手したときはこのカートリッジで聴いて状態を確かめている。
米国を代表するMM型カートリッジ。1971年に発売されて以来今日まで作り続けられていたが残念ながらSHUREがカートリッジから撤退し姿を消す。
骨太のガッチリした音色が魅力、ブルーノーツのジャズはこれで聴きたいです。
ここに挙げたのは「お気に入り」のLPレコードです。一応「お気に入り」としましたが、明日起きたら違うものを聴き始めるので、あくまでも暫定です。概ね1950年~1970年代の音源の古いLP、廉価版もありです。リニューアル版やデジタル録音盤もあります。
クラシック、ジャズ、民族音楽(南米フォルクローレ)、昭和の歌謡曲、そしてカートリッジ評価用のレコード・・・
ここで挙げた最初のLPはシゲティの無伴奏、当然モノーラルです。このレコードを気持ちよく聴こうとしてLPレコードの迷宮に入り込みました。必ずしも最新の高級カートリッジが良いとは限らない。それを思い知らされた一枚です。
古いカートリッジを使えるようにしたことで、これらの古いLPを気持ちよく楽しき聴けるようになりました。